たかようトピックス
小学部6年生見学旅行の様子
小学部6年生9名は、9月18日(水)~19日(木)1泊2日の日程で、札幌方面に見学旅行に行きました。事前学習では、タブレット端末を使い、札幌市青少年科学館の展示について調べ、体験したいものを考えたり、バスの乗車体験をして利用の仕方やマナーを学習したりしながら、期待感を募らせていきました。札幌市青少年科学館やサンピアザ水族館、白い恋人パークなどの施設を巡りながら、たくさんの距離を歩きました。帰ってきてからは「見学旅行楽しかったね。」と友達同士で会話する様子が見られました。友達との行動、公共施設の利用など、日々の学習で学んだことを生かしながら、普段とは違うたくさんの経験をすることができ、楽しい思い出がたくさん詰まった2日間となりました。
中学部地域体験実習終了
9月20日(金)~10月4日(金)の期間で地域体験作業を実施しました。毎年、学校周辺のお宅を訪問し、古新聞、古雑誌、空き缶の回収作業と、地域にあるコミュニティセンター駐車場のライン引き、実態により校内作業に分かれて作業をしています。地域の方とのふれあいをとおして、「挨拶」「返事」「礼儀」の大切さ、長い時間仕事をすることの大変さ、「ありがとう」と感謝されるうれしさ、誰かの役に立っていることを感じながら作業をしました。地域の皆様からたくさんの暖かい励ましの言葉を受け、生徒も最後までやり抜くことができました。お忙しい中、ご協力いただき本当にありがとうございました。
高等部現場実習(2年サポートステーション愛グループ)
2年生 「サポートステーション愛」グループ
9月9日~20日の土日祝を除く9日間、旭川市の春光台にある「サポートステーション愛」で現場実習を行いました。
初日は校内での実習となりましたが、残りの8日間は片道20分ほど歩いて毎日元気に通いました。
作業内容は3種類のモデムの解体を行いました。最初は不器用に回していたドライバーも何台も解体するうちにコツを掴み、職人のような手際の良さで道具を使い解体できるようになりました。作業中はほとんど私語もなく、休憩時間を忘れるほどみんな集中して取り組んでいました。また、挨拶や返事もしっかりでき、「働く」と言うことを意識して活動に取り組むことができました。
現場実習の経験を生かして、今後の学校生活を充実させてほしいと思います。
高等部現場実習(2年田浦農園グループ)
2年生 「田浦農園」グループ
田浦農園の実習では小松菜の収穫をしました。収穫の仕方を教わったあと、はじめは教師が切る境目を伝えながら取り組んでいましたが、慣れてくると片手に小松菜、もう一方の手にはさみを自分で持ちながら根を切ることができるようになりました。また、穴のあいた葉などを取り除きコンテナに入れる作業を進めました。ハウスの中は室温が高く、暑い日もありましたが、全員元気に取り組むことができました。
実習2週目は、寄宿舎やコミュニティセンターの清掃、北野公園整備(除草)をしました。清掃では窓や床を拭いたり、掃除機をかけたりしました。北野公園は期間中では終わらないくらいの量で大変でした。どの作業も意欲的に取り組むとともに、様々な作業を体験する貴重な機会となりました。
高等部現場実習(2年すばるグループ)
2年生 「すばる」グループ
午前は草取り、外窓拭き、午後は室内清掃(床モップ、棚拭き、窓拭き)、玄関清掃(土間、自動ドア、靴箱)、余った時間は持ち込み作業のシュレッダーやウエス切りを行いました。初めの2日くらいは戸惑いや不安から表情が暗いこともありましたが、毎日同じタイムスケジュールで仕事をすることで内容を理解し、見通しをもって笑顔で取り組めるようになりました。疲れたときに施設職員の方々から「ぴかぴかになって嬉しい」「頑張ってくれてありがとう」などと声を掛けてもらい、ハイタッチする交流も3人の励みになりました。
いつもと違う日課、長い時間働く、という大変な経験でしたが、今日も一日がんばりましょうの言葉に「おー!!」のポーズや笑顔で返す3人の前向きな行動が頼もしい9日間でした。
(草取りのビフォー・アフター)